多くの人が、仕事を頑張ることで自身の健康を犠牲にしていることに悲しみが止まらない。
どんな仕事も”身体が資本”であり、身体を壊してはどんな目標も達成することはできない。若い頃は常に全力で、まるで短距離走を走るがごとく息を止めて我武者羅に走ってきた。しかし、そんなことをしていては身体が保つはずもなく、至る所が蝕まれてしまう。
昨今では「心の病」が問題となっているが、デザイン・制作系の業界はこの病気に悩まされる人も多く存在する。長時間労働、プレッシャー、パワハラ───、それを感じるのは本人自身。第三者が「それくらいで?」などと程度を診断するのは「いじめ問題における被害者と加害者認識の違い」にも似た感覚相違だ。
「健康でいるからこそいい仕事ができる」ということを忘れてはならない。
なによりも自分自身の健康をいちばんに考えること。
我々の果たすべき目標は一朝一夕で達成できるものではなく、遠く永い道のりが続くのだから、自分を労わることも大切な仕事です。
この記事は私が書きました。