蓼科大滝は茅野市のビーナスライン沿いにあります。この周辺は「御射鹿池」「乙女の滝」「白駒の池(苔の森)」などの撮影スポットが有名でが、ここで、おすすめするのは、蓼科大滝です。蓼科大滝は、高さ25メートル、幅10メートルの雑魚川の滝の中では最大と言われる大滝。広い滝口から豪快に落下する姿は、見応えたっぷりです。森に包まれた滝で水量は豊富で、気品高い美しい滝になっています。
滝に通じる遊歩道の周りには、苔むした緑が美しい神秘的な原生林が広がり、深い森の奥の別世界のような、不思議な雰囲気を醸し出しており、滝と森の撮影を同時に楽しめる撮影スポットになっています。ここ一角だけ別世界。(苔がついた石や木の根っこが滑りやすいのでご注意ください)
穴場スポットなので、行き方は少し、分かりにくいかもしれません。蓼科湖から北東方向に道なりに進んで行くと蓼科温泉のある「プール平」が見えてきます。左側に源泉掛け流し「蓼科温泉浴場」の看板があるところが目印です。街灯のところに「無料駐車場」という小さな案内板がついています。ここが駐車場になります。道路沿いに名所大滝「原生林と水苔(徒歩七分)」という案内板が出ていて、砂利の駐車場は50台ぐらい駐車できる大きなスペースになっています。
プール平にある蓼科郵便局の裏手から、少し進むと、これぞ原生林!と言わんばかりの素晴らしい緑の世界に入っていきます。どこをどう撮っていいのか、かなり悩みますが、印象的な木や岩などをポイントにしてフレーミングすると良いとおもいます。住宅地から数分でこのような世界が広がっているとは驚くこと間違いなしです。
紅葉の頃が最も有名で素晴らし姿を見せてくれますが、6月の新緑の季節も活き活きとした躍動感があり素晴らしいです。
上空を流れる雲の切れ間から光が差し込み、苔が輝いて美しく、皆さんで写真を撮れば最高のスポットそして、癒しのスポットとしておすすめします。
滝も素晴らしいですが、そこまでのトレッキングで出会う、存在感のある大きな立ち枯れが幾つかあり、大きく曲がった木が倒れていて、苔むした岩に覆いかぶさるように佇む神秘的な風景が広がっています。
蓼科大滝
場所:茅野市北山4062
車でお越しの方 諏訪ICから約17km・約30分
電車でお越しの方 JR茅野駅 →(アルピコ交通・北八ヶ岳ロープウェイ線約35分) → プール平バス停下車徒歩10分
E-CHARI ガイド
ハヤシススム(ムーさん)/登山好きサイクリスト
サイクリングならではのゆっくりとしたスピード感と、ダウンヒルでのスリル満点のスピード感を是非楽しんでいただきたい。